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仕事も家庭も頑張る女性たちへ

仕事をする女性にとって、家庭との両立は避けては通れないテーマである。 理想は家庭も仕事も子育ても完璧にこなすことであるが、そう簡単な事ではない。仕事をすることに理解を示してくれる夫も、本当の意味で協力をしているかと問われると、そうだとは言い切れないのが現状である。 つまり、妻が仕事をすることに、反対をしないことと協力的であることはイコールではないのだ。 妻が仕事で夫が子どもの面倒をみた場合、妻は帰宅するなり夫に感謝の言葉をかける事が多いであろう。だが逆のケースはあまりないのが現状である。自分一人の子供なわけではないのにと、疑問に感じる妻も少なくない。こうした昔ながらの「男は働きに出て女は家庭を守る」の風習はまだ色濃く残っている。これからどんどんその感覚は変わっていくはずだが、長年の価値観・風習はそうすぐに変わるものではない。 このよくある現状を好転させるためには、自身の考え方を変えてみる事も、一つの手段だ。 現状を考えると、仕事の準備をしながら子供の支度をし、家事もこなす女性はとても重い役割を担っていると言える。まずは、そこを自分が認識することが重要である。 男性に対して不満を持つことよりも、自分を称賛することで気持ちを切り替えてみよう。また、ただでさえ賞賛に値することをしているのだから、全てを完璧にこなそうとする必要はないのだ。 多くの母親が、子どもとの時間も大切にしたいものだろう。そんな中、手抜きをしても一番支障がないのが家事である。 実際、家事に手を抜いても困ることはほとんどない。洗濯も片付けも掃除も、お休みの日にまとめてできるものだ。家事を手抜きして夫が色々口出しをするようなら、それだけ相手にも手伝ってもらうように要請するといいだろう。 両立を目指すためには、全てを完璧にこなすことに全力を注ぐことよりも、少しくらいは大丈夫と言った心